大変ご無沙汰しております。
皆様、お元気でおすごしでしょうか。
ここ3週間の私は、楽曲分析という授業の試験に追われておりました。
授業にも殆ど参加できず(日本へ帰っておりましたので)、おまけにマエストロは作曲家なのですが、性格が堅いというか(作曲家の方に失礼ですね。ごめんなさい)なかなか外国人にたいしても厳しくて、大変でした。
与えられた楽曲はグスタフ・マーラーの「亡き子を忍ぶ歌」
後期ロマン派は、ピアノ伴奏では飽き足らず、歌曲にもオーケストラの伴奏をつけてしまうのですね。それにより、表現の幅も広がりより伝えたいフレーズやメロディが様々な楽器によって演奏され、重厚感が増します。
マーラーというと、オーケストラが巨大で音の響きもなんだか暗め。1900年代にかかった作曲家なのでそろそろ無調時代に入っておこうか・・・なんていわんばかりのイメージだったのですが、今回勉強させてもらって、それはそれは大きな間違いだった事に気づきました!
交響曲と歌曲をこよなく愛したマーラーさん。
ベートーベンのNo.9以来、交響曲に歌を挿入した作曲家はマーラーではないでしょうか。
和声進行もはっきりしていたし、何よりも歌曲の伴奏に関しては大編成でもなく、歌手にもそんなに負担がかからないということも分かりました。
なんて言う事を含めての論文。。。
さすがにね、長年住んでいる方だって、論文となると話は別です。
普段使わない単語、文法。日本語での言い回しとは全く違いますので、悉く添削に時間がかかりました。おまけに1月に入って、マエストロは具合が悪く、全く学校には来られなかったのです。
結局、彼の添削が戻って来たのは試験前日。
劇場史の時同様、徹夜で直して、試験を受けました。
試験当日は、提出した論文を元に口頭試験。
といっても、ここはイタリア。かなり緊張しましたが、私も論ずるとはほど遠い、感情論全面アピールで、終了。
点数は本当にひどかったのですが(笑)、合格するというのが大事!!思わず、マエストロを拝んでしまいました。
これでやっと、最後の卒業リサイタルが受けられます。
今週から、一時間のプログラムを考えつつ、笑顔で卒業できるように日々鍛えたいと思います。
あ!リサイタルにも、論文があるんだった・・・・(凹)